2024年02月14日
さて今日も昼も夜もテイクアウトもよろしくお願いいたします〜。



おはようございます。ひまわりです。
本日のランチ(11時半〜14時L.O/売り切れ次第終了)は、
・デミグラスハンバーグとチキン南蛮のハーフ&ハーフ定食¥638(税込み¥700)
・ひまわりのチキン南蛮定食¥620(税込み¥680)
・梅しそチーズのミルフィーユとんかつ定食¥725(税込み¥780)
・トマトソースのナポリタン¥683(税込み¥750)
・ひまわりの温玉キーマカレー¥683(税込み¥750)
・キーマ&チーズチキンカツカレー¥728(800)
・豚ロースの温玉スタミナ丼定食¥725(780)
となっております。
(以上のほかに昼1時からできるメニューとして、煮込みハンバーグ定食、デミチーズチキンカツ定食、チキンライスのトロトロオムライスなどなどあります。*売り切れごめん)
そのほか【15分〜30分前の要予約】のお弁当(11時〜21時まで対応)は、
・照りマヨチキン丼(マヨ無しもできます)¥510(税込み¥550)
○ひまわりのチキン南蛮弁当¥560(税込み¥600)
・とろとろたまごのオムライス¥585(税込み¥630)
・目玉焼き&キーマカレー¥585(税込み¥630)
○大盛りチキン南蛮弁当¥650(税込み¥700)
・デミチーズチキンカツ弁当¥630(税込み¥680)
・にんにく醤油の豚焼肉弁当¥605(税込み¥650)
○チキン南蛮と日替わりハーフ&ハーフ弁当¥650(税込み¥700)
・キーマ&チーズチキンカツカレー¥680(税込み¥730)
また3日〜5日前予約・複数予約のお弁当として、
○ひまわりジャングル弁当¥930(税込み¥1000)
などなどがあります。
*お弁当のおかずのみは¥50引きです。
【夕方の忙しいお母さん応援キャンペーン】
お仕事等で毎日の夕飯の準備や買い出しが大変な方へのNEWテイクアウト商品。
・チキン南蛮&オムライス
・チキン南蛮&デミチーズチキンカツ
・チキン南蛮&にんにく醤油の豚焼肉
・チキン南蛮&焼きそば
以上いずれも¥1000(税込み¥1080)となっております。
あわせてご注文される方に限り、鶏めしおにぎり2個¥278(税込み¥300)もご用意できます。
またチキン南蛮以外の「ハーフ」もできますのでご相談くださいませ。
お弁当やオードブルとあわせてのご注文も承っております。
まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。
0975387300
さて今日も昼も夜もテイクアウトもよろしくお願いいたします〜。
今日はバレンタインですね。なつめママ何かくれるのかな。わくわく、ドキドキ。
今の中学生や高校生らもわれわれの時のようにそんなドキドキがあるのでしょうか。靴箱の前や渡り廊下や登下校の途中とかで。
青春はいいなぁ。戻れたら視力のケアだけはちゃんとしておこう。暗いところで漫画読まないよう。メガネ代・コンタクト代もバカになりませんからねぇ。
え〜、ところでこんな話があります。
「彼」、26歳秋のころ。続き。
…彼はそのころ岩手山のよく見える橋の真ん中に立っておりました。
ただ日は暮れていき、黒い山らしきそれでした。10月の東北の日暮れはすでに寒く彼は革ジャンのジッパーを引っ張り上げました。
『さて、どうすっかな』
ここまで「盛岡駅」から500メートルほど歩いてきました。城址公園らしきところを過ぎ、川が流れており見通すと橋がいくつかかけられていて川沿いには両方に小道がありました。
彼は橋を渡り、橋の上からも見えていた「深草」というツタにまみれた喫茶店のようなところに入りました。寒いのでした。
店に入るとおばあさんが接客してくれ、とりあえずコーヒーを注文しました。
この日はヒマなようで、彼のバッグを見たおばあさんは「旅行の方ですか?」などと聞いてきました。彼も話に付き合いました。
おばあさんは彼の素性や旅の目的などを聞きながら、結局はおばあさんの自慢話会となりました。このおばあさんなんとかつてブルースの女王淡谷のり子と共に上京し歌手を目指していたということでした。そして挫折の話まで行きました。
彼は頃合いを見て帰ることにしました。帰ると言ってアテはなく再び駅のほうまで戻ってカプセルホテルに泊まりました。
『明日から探すか、家、仕事』
求人誌をコンビニで買って帰っており、履歴書は埋めました。
翌朝から彼は積極的に動き出しました。まず城址公園の辺りで見つけていた小さな不動産に入りました。
気のいいスタッフの方々で、しかしとりあえず先に仕事を見つけてくれということでした。
それから彼は近くのコンビニに飛び込みで面接に行きました。今度は「先に家を見つけてくれ」ということでした。
『そうなるか、そりゃそうか』
その後も知らぬ街をぶらぶら歩き、店頭でアルバイトを募集しているところに飛び込みで面接を願いました。どこも言うことは同じでした。
その日は前日より寒く、またカプセルホテルに帰りました。
『こりゃ本当に青森まで行くかな』
とは言え彼は100万ほど貯めた弟と違い20万円ほどしか貯めておりませんでした。
『ともかく明日また探してみるか』
翌朝からまた彼は街に出向きました。例の『深草』の前を通り川沿いの小道を歩いて行きました。柳が向こうのほうまで揺れておりました。
やがて「上の橋」というところまで来ました。彼は「中の橋」のほうからやってきて、さらには「下の橋」もあるようでした。
ところで上の橋のすぐそばに古本屋が川に面してありました。雑然とその川沿いの道に本をたくさん並べてる、積んでいる。二階建ての古本屋さんで民芸品のような、ガラクタのようなのも飾っておりました。彼は思わず店内に入って行き、その狭い店内をバッグのぶつからぬようグルグルしました。
肥えたおばさんが店番をしておりました。なぜかお茶を出してくれました。彼のバッグを見て「旅行中ですか?」聞いて来ました。彼はざっと自分のお話をしました。
「まあ、おもしろい。お父さんに聞かせたいわ。残念、今日は遠くまで仕入れに行ってていないのだけど」
茶菓子もいただきました。お客さんが増えたのを見て彼は店をあとにしました。
彼はまた仕事先を探し始めました。しかし前日と同様でどうにもなりません。ただ盛岡の町は散歩するのになかなか風情のあるいいところだと思っておりました。それに古本屋と喫茶店が多い。古い街並みもある。あとで知ったことですがここ盛岡は戦災にあってないのだとか。なので古い街並みや建物は残っている。ただお城は彼の故郷同様天守閣は残っておりませんでした。旧南部藩。お城のあった真ん前に「南部神社」というものがありました。
彼はまたカプセルホテルに帰りました。明日何も「奇跡」がなければ青森に行こうと思いました。
翌日彼は再び「深草」の前の道を歩きました。どうやらこの辺りが一番気に入ったところでした。川は細くすぐそばまでも行けました。
やがてまた「上の橋」まだ辿り着き、昨日の古本屋に入りました。
すると「お父さん」というご主人がいらっしゃいました。メガネをかけ、やや出っ歯で、声が大きく、水木しげるが描く漫画のオッサンのような人でした。
「キミかい!旅人くん!おもしろいことしてるねぇ」
そう言ってお茶をくれました。彼はそんなことより本と、この古本屋の雰囲気の良さを話しました。
「ありがとう。気に入ってくれたかい。君はどんな本を読むんだ?」
「東京で最後に読んでたのは魯迅(ろじん=中国の作家)の『阿Q正伝』でした」
「きたきた!そうかい!魯迅!」
ご主人はなんだかすごくうれしそうでした。そうしてこう言うのでした。
「だったらもう明日からここで働けばいい。そうしな。それを今から不動産屋に言っておいで。はい、ここの名刺。それから裏に自転車があるからそれ乗って行きな!」
「ありがとうございます!」
かれの「奇跡」はまた起きました。「あとでまた顔出します」そう言って彼はその自転車にまたがり例の不動産屋へ行きました。
事情を話すと「よかったですね。いちおう探しておきましたよ、アパート」とすぐに資料を出してくれました。
「はい、ここでけっこうです」
ろくに見らずに決めました。「特別に」敷金礼金は免除してくれるということてした。
「ありがとうございます!」
彼の岩手盛岡生活が決まり、スタートしました。市街地から少し離れたボロいアパートの2階の角部屋。ダイエーホークスが優勝した年でしたので盛岡のダイエー百貨店がセールをしており、布団一式とコタツを買いました。
公衆電話から弟に電話しました。「こっちはうまくいったぞ」。
彼は翌日から上の橋の古本屋に出勤いたしました。しばらくは日払いでお給料をいただけるということでした。
『魯迅のおかげか…わからんもんだ』
ちなみに彼の将来の伴侶とこの町で出会うのはもう数年あとのことでした。
とさ。
では今日もみなさまのご来店お待ちしております〜。
長過ぎ〜。
Posted by CAFE&BARひまわり at
09:41
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