CAFE＆BARひまわり

こんにちは。CAFE＆BARひまわりです。
いやぁ暑いですねぇ。
高校球児はもっと暑いでしょうねぇ。大商はもうすぐでしょうか。早く甲子園もサマータイム導入してもらえるといいですね。

夏。
さて今日は何を書こうか。
あんまり店のことも書くことがないので・・・天草のことでも書きますかな。
マスター２５歳くらいの頃に２～３ヶ月ほどこの夏の時期に滞在していたことがありましてね、いいとこでしたよ、天草は。
なんで天草なんかに行ってたかというと、そもそもは大分を出て種子島にでも行く予定だったんです。
それでまず佐伯の高校の時の恩師の家に一泊しまして、宮崎との県境くらいまで車で送ってもらって、あとはフラフラ延岡あたりまで歩いて行ったんです。
そうすると「高千穂鉄道」というのがありまして、それが延岡から高千穂渓谷まで伸びてるんですな。ちょっとおもしろそう。それまでまともに高千穂には行ったことありませんでしたし。それでフッと乗車したんです。地図上でいえば完全に種子島方向からは折れたんですけれど。
良い鉄道でした。リポーターでもしたくなるような情緒ある電車とその風景でしたよ。
高千穂に着いて、渓谷をフラフラしておりましたよ。近くの変な安宿に泊まって２～３日くらい。パワースポットなんでしょうねぇ、のんびりしてました。
そして出発。安宿で出会ったいかにも夜逃げしてきたようなオッサンに「五家荘」がおすすめだよ、平家の落ち武者たちがいたところだよ、なんて言われましたが、もうちょっと明るい所に行こうと思いとりあえず熊本市内まで行くことにしました。途中バス乗ったり、まあだいたいは歩いたりと。
熊本で知り合いの服屋さんを訪ね、いろいろ話しているうちに「天草」行ってみようと思ったんですねえ。んでどうやって行こうかと思ったら「そこの警察署に盗難自転車や放置自転車が転がってるだろうから一台譲ってもらえば」ってその服屋さんが言うもんだから、そりゃいいと思って警察に行ってみたんです。ダメでした。コニャロ。
ただもうチャリモードは固まってたんで近くの中古屋でチャリ買って「天草」へ向かうことにしました。「天草」のどこへ？　よくわかりませんから「本土」へ。だから途中で道聞くにも「天草の本土」はどこですかって聞いていたんです。これはしかし結果的にはよくってですね、天草の中心地の地名は「本渡（ほんど）」っていうんです。あとで知りました。
ところで道中大雨でしてね。傘差し運転で天草五橋を渡りましたよ。これは大変危険なのでみなさん真似しない方がいいですよ。
で、一夜くらいかけて天草本渡着と。
とりあえずUCLA的なバックパッカーとかライダーが泊まるような安宿に泊まりましてね、そうしたら夏休みのせいか旅行している大学生とかが５～６人いたんですよ。「飲み行こうか」ってことになってある居酒屋みたいなところに行きまして、まあ飲みましたわ。酒は友を作るのに最適ですなあ。
ほかの大学生たちは翌日バラバラにまたどっかに旅立って行ったんですけれど、マスターは町をブラブラ。夜また同じ居酒屋に飲みに行ったんです。そしたらなかなかイキのいいヒゲの生えたマスター（オヤジさん）となんか意気投合しちゃいましてね、言うには「おれが経営しているカプセルホテルを宿にして、ここでバイトするか」って話です。宿代は給料引きということで。どうせヒマなので承諾しました。
そっから２～３ヶ月。いいとこでしたよ。海もきれいでね、島の北の方に行けばイルカとかも見えるし、キリスト教のとかもいろいろありましてね。中でも最も良かったのが「崎津教会」というところでした。島の西側のほうにありましてね、ポツンとした漁業の町。教会の敷地に幼稚園がありましてね。小さな教会なんですが漁師たちはそれを目印に海から帰ってくるような風景でして。近くの喫茶店のカレーもおいしかったんです。ちょっと高かったですけど。
そんな天草でした。

なつめママ、まかないできた？

それでは本日もみなさまのご来店をお待ちしております。
さあお盆、集まってくださいね～。